企画の「とんがり」を探す手引き。
本屋に行くと、同じテーマの本がたくさん出ていて
選ぶのに苦労しますよね。
本を企画してつくる側から言えば、
「そこで選ばれなければ、出す意味がない」わけです。
この「新・コピーライター入門」という本を読み、「その商品ならではの特徴を、どうやってピックアップするのか。そして、それをどのように人に伝えるのか」というテーマで大いに考えさせられました。同時に、たくさんのヒントをもらいました。
コピーを書くことは自分の仕事ではないけど、
物事の本質・いちばん大事なことを
どうやって探りあてていくのかというテーマは
編集の仕事に共通するものが少なくない。
「全部いいとか、なんでもできる、って広告された商品は、まず、ほとんど市場で成功したことはない。クライアントは言いたがるけどな。なぜだか、分かる?」
「・・・・・・・・・」
「すべてにいい、なんでもできる。それは裏を返せば、なにをするにも中途半端だ、ということにもなる。いまを生きる賢い消費者は、この広告氾濫の時代、そう感じ取ってしまうんだ。それに、ハイ、これ、オールマイティですって、メーカーとしても、広告制作者としても、なんだか、無責任だろ」
「それよりも、彼らは、その商品は、どう使うといいのか、どこが自分たちに向いているのか、それを広告からかぎつけようとする。ですよね?」(「新・コピーライター入門」より引用)
タイトルに「入門」とあるとおり、
語り口は非常にやさしく読みやすい。
でも内容はとても深い本です。
「自分の企画にはピリっとした特徴がないなぁ」とか
「企画のポイントをうまくアピールできていない」と感じている人は、
読むと得るものが多いと思う。
自分の企画の「とんがり」を探すコツが
ぎっしりと詰まっている。
おすすめです。
ちなみにこの本の装丁は「案本」を手がけてくださった
田中UFOさんによるもの。
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