編集者の自己紹介。
CNET編集統括ニシダさんの紹介で、本荘修二さんにお会いした。以前にご挨拶したことやSNSでのメッセージのやり取りはあったのだが、サシでお話をうかがうのは初めて。本荘さんのお仕事の話をうかがい、こちらも仕事における自己紹介のような話を聞いていただいた。
初めてサシで話をするときに、自分たちで手がけた書籍をご覧いただきながら、それぞれの企画にどういった意図や目論見があるのかを聞いていただくことがある。ときにけっこう時間がかかってしまうこともあるのだが、そうした話を通じて自分という編集者、編集部が仕事に臨むときの「志」を伝えられたらと思っている。編集者の自己紹介とは、そういうものだと思う。
志の感じられない企画は、決してうまくいかない。自らの志を意識していない編集者の企画も(たまにグッドラックもあるにせよ)ほとんどうまくいかない。その企画を通じて自分は何を実現したいのか、延いては世の中にどのような価値を提供したいのか。相手が著者の場合、他の編集者/編集部ではなく、自分(たち)と組むことに意味や価値があるのかを判断してもらわなければならない。同じ著者でも、タッグを組む編集者が変われば、まったく違う本に仕上がる。編集者としての志がものを言うのである。○○が流行っているから何となく○○に関連した企画を、といった安易な考えでは競争に勝てないし、なにより顧客(読者)の共感を得られない。
本荘さんの聞き上手さにも援けられ、今日のミーティングでは、自分のそして自分たち編集部の「大切にしていること」をよく聞いていただけたと思う。豊富なコンサルティング経験にもとづく本荘さんの仕事のお話もたいへん興味ぶかく、刺激を受けるのと同時に非常に勉強になった。これからもときどきお会いして話を聞かせていただくことに。本荘さん、ありがとうございます。僕にとって実に有意義なミーティングでした。
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