厚着考

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年始から寒さのレイヤーが一段階深まったような気がします。
一昨日は大寒。寒さはひとしおでした。
そしてふと思ったことがひとつ。なぜ「厚着」=「上半身なのか?」と。


「厚着」という行為で、
「とりあえずジーパン三本履いてみたぜ」という人はそんなにいないんじゃないでしょうか。
Tシャツ、シャツ、ニット、コート、と、厚着の恩恵にあずかれる部位は大抵上半身です。
冬、それも都市部の冬において、下半身の防寒はないがしろにされがちです。
なんでか。

1:脱ぎ着しにくい
2:歩きにくい
3:格好悪い

つまり裏返せば、「寒くても格好良く歩きたい。暖かければなおよい」というのが、
都市部で下半身の厚着がおざなりになるメンタリティであると考えられます。

都市部の冬は雪国ほどの絶対的な寒さはなく、
スタイリッシュさを保とうする余地がまだ残っている寒さなんだ、とも思います。
「厚着=上半身」という図式が成立している風景は、すべからく「都市」である。
とも言えます。

その意味で、あのアイテムは「街を格好良くかつ暖かく歩ける」ためだけのものではなく、
日本を「総都市化」するという真の役割が実は隠されて......。


週末、そんな妄想を抱かざる得ないほど売り切れの嵐に見舞われてきました。
次回入荷はいつでしょうか、ユニクロのヒートテックタイツ

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